日時
平成11年3月8日〜13日
場所
米国ワシントン州シアトル
案内
アメリカ大使館商務部
内容
流出油防除セミナー、展示会
出典
流出油防除資材の国際的メーカー(約200社)及び公的機関による展示ブース250コーナー以上
日本からの参加者
海上保安庁機動防除隊 坂内真一氏、造船業基盤整備事業協会 染矢隆一氏、JAPANESE MAIRTIME SAFETY AGENCY 松田剛氏、三井造船(株)山賀秀夫氏、三菱重工(株)大江清登氏、日本サルベージ(株)西部好昭氏、(有)保谷PGS 千葉信行氏
油濁防除研究所 松本健氏、(株)カネヤス 岡本博之氏 他
「日本政府にも“本腰を入れた”参加を!」
各社、各人の確固とした参加目的があり、その目的にかなうに十分なセミナー、ブースだったと思います。数年前までのこの会議ではよく見かけた、ターバンを巻いたアラブ諸国からの参加者は見当たらず、欧米からの参加者がほとんどで、また、アジア諸国からの出席は日本以外には見当たりませんでした。
今回の傾向として、大型機械・船舶の防除機器、防除資材としてはやはりアン・ポリューショナル、つまり環境を汚染しないものが主流であり、空気・水質汚染は世界的な共通問題であると痛感しました。
日本の運輸省、建設省等直轄管理官が本気で参加すれば、日本での油防除の感覚、認識が高まり、またシステムは一変し、今までにない体制整備が確立されると確信しました。