【 O.S.IHARA流出油との戦い 】
1.才乙川重油流出事故−3
平成6年2月16日 A重油推定1万リットルが才乙川に流出
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早速弊社は三井石油化学工業(株)、(株)森六、(株)コンドーテック、広島大学医学部薬学科活性構造化学教室、神戸大学医学部分析学教室の協力を得て、河川フィルターを発案。
これはフィルター内部に油吸着マットのタフネルオイルブロッターを充満させ、そこに流水を透過させ油分を濾過させるというものだ。(図参照) 後にこの装置と使用方法は弊社特許となる。 (平成10年2月6日、特許第2742883号)
上流から高圧をかけたホースで川底、川岸に水をかけ、たまっていた油を下流へ流す、それを布団篭で流れを遅くしてからフィルターで濾過した。翌日より油分吸着量の測定を開始、効果が上がっていることが確認できた。
3月11日、作業を終了した。